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アジアンインテリアを作る上で欠かせない。また、その特徴となる素材についてご紹介します。

アジアンインテリアの素材-1

アジアンインテリアを特徴づける素材「植物」

アジアンインテリアで一番の特徴といえば、その素材使いです。モダンやナチュラルでも金属、革、木材など、それぞれのテイストを代表する素材がありますが、アジアンの場合は、とても多種多様な素材があり、これがアジアンインテリアの代表選手と決められない位です。

アジアンインテリアの代表的な素材「アバカ」

一般的には聞きなれない素材だと思いますが、アジアンインテリアでは有名な素材「アバカ」。日本では、フィリピンの首都にちなんで、「マニラ麻」とも呼ばれている素材です。麻という言葉から分かる通り、植物繊維を編んだものとなっています。(※とはいうものの、アバカは麻の仲間ではありません)
アバカは、とても強靭で、水や光に強く腐敗しにくいので、古くからロープに使われてきました。ソファのアームや、テーブル脚などのフレーム部分に使われることが多いですが、柔らかい強さなので、クッションや、チェアの座面など、ファブリックとして使われることもあります。
そんな、アジアンインテリア素材「アバカ」ですが、アジアンインテリア以外では、日本では見かけることが殆どないので、アバカ素材のインテリアが入ることで、空間のアジアンテイスト度をぐっと上げることができます。色合いも、ダークな色合いなので、アジアンでありながら、モダン感も出したい、落ち着かせたいという時は、特にオススメの素材です。アジアンモダンのお部屋にされたい方は、取り入れてみると良いでしょう。手入れに関しては、アバカの場合、編みこんでいることもあり、埃などは入り込みやすいので、掃除などは念入りにしましょう。

アバカ

アジアンインテリアの代表的な素材「藤(ラタン)」

ナチュラルなアジアンインテリア素材「ラタン」は藤と言われる、日本でも馴染み深い素材です。日本にもありますが、主に熱帯地域で育つヤシ科の植物です。日本でもカゴなどの生活用具で、昔から使われてきました。ラタンの特徴はなんといっても、その軽さとしなやかさ、そして強靭さです。しなやかさによって、手で曲げられるので、人の手による編み込みが可能となります。一方でその強さによって、家具としても使えます。ラタンはぱっと見、アバカと同じような編み形状ですが、色味はナチュラルとなります。なので、明るめのアジアンインテリアを揃えたい時に部屋に取り入れるのがお薦めです。

藤(ラタン)

アジアンインテリア

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